N-improファシリテーター養成講座

 認知症への理解を深める新たな研修プログラム『N-impro』を、練馬区内で普及させるため、高齢者の介護・医療の相談窓口である地域包括支援センター(以下、「包括」)との連携を進めています。

 その一環として、包括職員の方にN-improのワークショップの進行を行うファシリテーター役を担っていただくため、今年度ファシリテーター養成講座を開催しています。

 初回となる第1回養成講座は、9月26日(水)ココネリホールで開催し、区内包括25か所中11か所、全18名の職員が参加してくださいました。

 講座は、N-impro開発の背景や目的を説明した後、まず参加者としてN-improを体験していただき、その後、実際にファシリテーターとして進行を行なっていただく実践形式の内容です。参加者の意見を丁寧に聞きながら要所々々で、解説を加えるなどの配慮を行い、活発な意見交換がしやすい雰囲気づくりのコツを学びました。

 受講終了者には、ファシリテーター認定の証であるオリジナル缶バッチをプレゼント。さらに、今後ファシリテーターとしてワークショップを主催できるように、N-improのカードやマニュアルなどの一式を配付しました。

 後日、養成講座を受講したファシリテーターの皆さんから、早速N-improワークショップを実施したという嬉しい報告が届きました。

 10月19日(金)には第2回目の養成講座を光が丘区民センターで開催。参加者は12名でした。

包括向けファシリテーター養成講座は、今年度4回開催の予定です。区内全包括でN-improワークショップを開催できるようになります。

 私たちは、地域全体で高齢者を支えるネットワークが広がっていくよう、今後も活動を続けていきます。

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