概要

「ねりまコンビニ協働プロジェクト」の活動を終了

地域おこしプロジェクトからの助成の終了に伴い、2019年3月末日をもって「ねりまコンビニ協働プロジェクト」の活動を終了します。

本日完成した報告書の「はじめに」に、私たちの思いを記しましたので、その内容を転載いたします。

プロジェクトは終了しますが、練馬区との共同研究として活動を継続しますので、引き続きこのページでご紹介していく予定です!

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今から約5年前、地域で暮らす高齢者の生活をコンビニエンスストアが支えていることに着目し、全国のコンビニエンスストア店舗の方へインタビュー調査を行ったことが、本プロジェクトの発端となりました。その後、コンビニエンスストアにおける高齢者支援の実態を把握する調査などを進めていく中で、現在のプロジェクトメンバーとの出会いがあり、研究グループへと発展しました。そして2017年8月に練馬区の地域おこしプロジェクトに採択されたことにより、練馬区全域において、様々な関係者の方々を巻き込んだ活動を展開することができました。

プロジェクトの活動を通して、たくさんの出会いがあり、いくつものうれしい出来事がありました。コンビニエンスストア店舗の皆様にご協力いただいたインタビューや質問紙調査の中では、お店でいつも自然にあたたかく高齢者を見守り、支えてくださっている様子がうかがえ、活動を進める原動力になりました。プロジェクトで開発した研修ツール「N-impro」のワークショップでは、参加者の方々から多くのフィードバックをいただき、いくつかの地域包括支援センターでは早速、地域づくりの活動に「N-impro」を活用してくださいました。こうした心に残る出来事をすべてここで紹介することはできませんが、それらによってプロジェクトの意義を再確認でき、ある時は取り組みの内容を見直すきっかけにもなりました。

このたび、地域おこしプロジェクトとしての「ねりまコンビニ協働プロジェクト」の活動は終了し、練馬区の事業として引き継がれます。プロジェクト終了後も、メンバーはそれぞれの立場から、練馬区における「N-impro」の普及・発展、コンビニエンスストアをはじめとする地域の方々との協働関係づくりに貢献していきたいと考えています。そして将来的には、練馬区から発信された「N-impro」が全国の各地域において、高齢者にとって住みやすい地域づくりに役立てられることが、私たちの希望です。

本プロジェクトの実施にあたり、多くの方々にご支援をいただきました。練馬区内のコンビニエンスストア店舗のオーナー・店長、従業員の皆様、練馬区の地域包括支援センターの皆様、中でもモデル地域の活動を一緒に取り組んでくださった中村橋地域包括支援センターの皆様に、深く御礼申し上げます。また、プロジェクトを進めるにあたりご協力をいただきました一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会の皆様およびコンビニエンスストアチェーンの皆様、練馬区内外からプロジェクトを応援してくださった皆様へも感謝申し上げます。

最後に、終始プロジェクトを支えてくださった練馬区 地域文化部 協働推進課の皆様と、私たちの取り組みを引き継いてくださる高齢施策担当部 高齢者支援課の皆様に心より感謝申し上げます。

2019年3月

ねりまコンビニ協働プロジェクト一同

N-iCo(ニコ)

突然ですが、ねりまコンビニ協働プロジェクトの活動に度々登場するキャラクターの名前、ご存知でしょうか?

なんちゃって!実は、今まで名前が無かったんです!

ということで、当プロジェクトのメンバーで案を出し合い、ついに名前が決まりましたので発表いたします!

ジャカジャカジャカジャカ、ジャン!!

N-improの「N-i」とConvenience storeの「Co」を合わせて、「N-iCo(ニコ)」と命名いたしました!

今後、当プロジェクトの顔として色々なシーンで活躍する予定ですので、ご愛顧のほどよろしくお願いいたします! (村田)

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練馬区 地域おこしプロジェクトがスタート

練馬区独立70周年記念事業 地域おこしプロジェクト「地域共生社会の高齢者支援におけるコンビニエンスストアとの協働モデルの構築」がスタートします。2017年8月30日(水)に練馬区ココネリホールにてキックオフミーティングが行われました。ミーティングでは、事業の内容についてプレゼンテーションを行い、前川練馬区長より激励のお言葉をいただきました。

今後3年間の事業を、メンバーで協力して進めてまいります。

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プロジェクトメンバー(2016年時点)

【研究代表者】

東京大学大学院医学系研究科健康科学・看護学専攻高齢者在宅長期ケア看護学分野

  • 五十嵐歩(講師)

【コアメンバー】

有限会社アオキトゥーワン,小規模多機能型居宅介護「たがらの家」,小規模多機能・グループホーム「しゃくじいの庭」

  • 青木伸吾(代表取締役)
  • 油山敬子(「たがらの家」管理者)
  • 安井英人(「しゃくじいの庭」統括責任者)

東京大学大学院医学系研究科健康科学・看護学専攻高齢者在宅長期ケア看護学分野

  • 鈴木美穂(客員研究員)
  • 山本則子(教授)

東京大学大学院医学系研究科健康科学・看護学専攻地域看護学分野

  • 松本博成(大学院生)

東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻住宅・都市解析研究室

  • 濱田貴之

有限会社ASNA

  • 村田聡(代表取締役)

プロジェクト開始時の構想

私たちの研究プロジェクトでは,地域のコンビニはもちろん,介護事業所・医療機関や自治体などと協力しながら,コンビニエンスストアがその可能性をもっと発揮できるような仕組みづくりを進めています.

そのために,Community-Based Participatory Research(地域を基盤にした参加型研究:CBPR)と呼ばれる考え方を参考にしています.

CBPRにおいては,研究者は高齢者やその支援者を観察・分析する第三者的立場にはいません.その人達と一緒になって「パートナー」として研究活動を進め,また,実際にそこで役に立つアクションを行っていきます.

現在は大学の研究者だけでなく,地域の介護サービス事業所の方と協力して研究を立案・実行しており,また,コンビニエンスストアや行政機関などの方にもご協力いただいています.

今後も,私たちと一緒になってプロジェクトを進めてくれるパートナーを募集しています.

研究プロジェクト全体の見取り図を以下に示しました(これは暫定的なものです).

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この見取り図を参照しながら,次のような活動を進めています.

①コンビニの効果を検証

活動1-1:「コンビニエンスストア・セーフティステーション活動」アンケートの二次分析

活動1-2:GISを用いたコンビニの近接性と高齢者のADLの関連の分析

②プロセスの明確化

活動2-1:先進的コンビニエンスストアへのインタビュー調査

活動2-2:コンビニが重要な役割を果たしている高齢者についての事例調査

活動2-3:介護事業所に対する質問紙調査・事例調査

④~⑥コミュニティへのアクションと評価

活動6:地域ネットワークを形成するシミュレーションゲームの開発・評価

(見取り図の各要素や各活動の詳細な内容は,今後ブログ形式でご紹介する予定です.)

  • Acknowledgement

本プロジェクトは文科省科学研究費補助金(挑戦的萌芽研究)「地域高齢者を支えるコンビニエンスストア:地域包括ケアにおける協働モデルの構築」(課題番号:15K15880,研究代表者:五十嵐歩)を受けて実施しています.

サイト開設しました

「コンビニ協働プロジェクト」のウェブサイトを開設しました.

今後もイベントのお知らせや,研究成果の公開などコンテンツを拡充していきますので,お楽しみに!