平成30年7月12日(木)、練馬区大泉学園町で、大泉学園まちづくりネット(OMN)主催の「地域高齢者を支えるコンビニエンスストア~N-impro(ニンプロ)体験と地域ネットワークづくり~」を行いました。
参加者は、大泉学園地域で活動する様々な職業・立場(コンビニ店員、介護サービス事業者、町会・商店会、図書館、地域包括支援センターなど)の方、計54名。
出張研修は、地域の方が認知症の方に接するに当たって役に立つ認知症の原因や対応の仕方などの簡単な講義からスタート。
後半は、6グループに分かれ、認知症への理解を深めるカードゲーム式研修プログラム「N-impro」のワークショップを行いました。
ワークショップの各グループでは様々な意見が飛び交い、
「コンビニ従業員だが、このようなイベントがなければ認知症について深く考える機会がなかった」
「認知症の方に丁寧に対応してあげたい気持ちがあるが、コンビニ店長という、立場上難しいジレンマがある。」
「コンビニとしても、このような地域を支える方々とのつながりがもっと増えていくと嬉しい」
など、様々な感想が挙げられ、とても活気のある研修となりました。
研修プログラム「N-impro」は、認知症の方への対応力を高める一方、地域を支える支援者の方々との関係を深める目的もあります。
今回、コンビニ関係者をはじめ、日頃から高齢者と接する機会の多い様々な職業・立場の方が一堂に会しました。職業や立場の違う方同士が同じグループになったことが、より活発な意見交換に繋がったように感じました。
この機会をきっかけに認知症の方を支える地域ネットワークが少しでも広がったのであれば嬉しいです。
これからも地域の高齢者を支える方々の出会いと交流の場になるよう、様々な立場の方が参加できる取組を進めていきます。