N-impro

練馬区中村橋地域包括支援センター | N-impro体験会を開催しました!

練馬区中村橋地域包括支援センター | N-impro体験会を開催しました!

地域住民向けのN-improワークショップが実施されました

11月15日(金)、南大泉地域集会所において、南大泉地域包括支援センターが企画したN-improワークショップが開催され、地域住民、民生委員、ケアマネジャー、隣接自治体の地域包括支援センターの職員、配食業者の方など約15名の方々が参加しました。N-improミニ講座の後、4種類のカードでN-improゲームが実施されました。様々な立場ですでに高齢者への支援に関わっていらっしゃる方が多かったため、ご自身の経験も踏まえた意見が多く交わされ、充実したディスカッションが行われました。ゲーム後のまとめとして、 カードを通して検討した課題の関連情報として、練馬区の緊急通報システムや認知症カフェ、配食サービスなどの紹介が行われました。このようなゲーム後の情報提供は、参加者の方々が高齢者支援の課題への解決方法をより深く考える上で、とても良い方法だと思いました。今年度、練馬区内の地域包括支援センターそれぞれ、様々な工夫をしたN-improワークショップを開催してくださっています。そのような工夫を共有する機会があると良いと感じていますので、今後検討していきたいと思います。

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★認知症サポーター養成講座でN-improが実施されました★

11月11日(月)、はつらつセンター光が丘において光が丘地域包括支援センターが開催した認知症サポーター養成講座でN-improが実施され、地域住民の方々12名が参加しました。N-improによるディスカッションの後、家族に認知症が疑われるが病院に行きたがらない場合や今は特に介護や支援が必要でないが今後のことが不安な場合なども、地域包括支援センターに相談できるのか、といった質問が参加者の方からありました。それに対し地域包括支援センターの職員の方から、ぜひ気軽に地域包括支援センターに相談してほしいという回答があり、参加者全体で共有することができました。高齢者に関する相談をできる専門機関である地域包括支援センターを知り、職員の方と関係をつくるという点でも、認知症サポーター養成講座+N-improは有用と感じました。

★地域のイベントで、N-impro体験会が行われました★

11月10日(日)、練馬の丘キングス・ガーデンで開催された「サポートネットワーク第4回シンポジウムー認知症を地域で生きるー」において、N-impro体験会が行われました。これまでのN-improリーダー養成研修は、練馬区内の地域包括支援センターの職員の方々を主な対象としていましたが、9月に地域の介護サービス事業所や認知症カフェの運営者、ボランティアの方など地域で高齢者支援の活動を担う方々に対象を広げたリーダー養成研修を実施しました。今回のN-impro体験会を行ってくださったケアラーズカフェCoもれびさんは、この9月の研修後、早速N-improを活用してくださいました。練馬キングス・ガーデン地域包括支援センターの職員の皆さんもサポートしてくださり、とても素敵な体験会でした。

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N-improの開発プロセスと効果を検討した論文が、Journal of Applied Gerontology誌に掲載

SAGE Journals: Your gateway to world-class research journals

「ねりまコンビニ協働プロジェクト」の活動を終了

地域おこしプロジェクトからの助成の終了に伴い、2019年3月末日をもって「ねりまコンビニ協働プロジェクト」の活動を終了します。

本日完成した報告書の「はじめに」に、私たちの思いを記しましたので、その内容を転載いたします。

プロジェクトは終了しますが、練馬区との共同研究として活動を継続しますので、引き続きこのページでご紹介していく予定です!

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今から約5年前、地域で暮らす高齢者の生活をコンビニエンスストアが支えていることに着目し、全国のコンビニエンスストア店舗の方へインタビュー調査を行ったことが、本プロジェクトの発端となりました。その後、コンビニエンスストアにおける高齢者支援の実態を把握する調査などを進めていく中で、現在のプロジェクトメンバーとの出会いがあり、研究グループへと発展しました。そして2017年8月に練馬区の地域おこしプロジェクトに採択されたことにより、練馬区全域において、様々な関係者の方々を巻き込んだ活動を展開することができました。

プロジェクトの活動を通して、たくさんの出会いがあり、いくつものうれしい出来事がありました。コンビニエンスストア店舗の皆様にご協力いただいたインタビューや質問紙調査の中では、お店でいつも自然にあたたかく高齢者を見守り、支えてくださっている様子がうかがえ、活動を進める原動力になりました。プロジェクトで開発した研修ツール「N-impro」のワークショップでは、参加者の方々から多くのフィードバックをいただき、いくつかの地域包括支援センターでは早速、地域づくりの活動に「N-impro」を活用してくださいました。こうした心に残る出来事をすべてここで紹介することはできませんが、それらによってプロジェクトの意義を再確認でき、ある時は取り組みの内容を見直すきっかけにもなりました。

このたび、地域おこしプロジェクトとしての「ねりまコンビニ協働プロジェクト」の活動は終了し、練馬区の事業として引き継がれます。プロジェクト終了後も、メンバーはそれぞれの立場から、練馬区における「N-impro」の普及・発展、コンビニエンスストアをはじめとする地域の方々との協働関係づくりに貢献していきたいと考えています。そして将来的には、練馬区から発信された「N-impro」が全国の各地域において、高齢者にとって住みやすい地域づくりに役立てられることが、私たちの希望です。

本プロジェクトの実施にあたり、多くの方々にご支援をいただきました。練馬区内のコンビニエンスストア店舗のオーナー・店長、従業員の皆様、練馬区の地域包括支援センターの皆様、中でもモデル地域の活動を一緒に取り組んでくださった中村橋地域包括支援センターの皆様に、深く御礼申し上げます。また、プロジェクトを進めるにあたりご協力をいただきました一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会の皆様およびコンビニエンスストアチェーンの皆様、練馬区内外からプロジェクトを応援してくださった皆様へも感謝申し上げます。

最後に、終始プロジェクトを支えてくださった練馬区 地域文化部 協働推進課の皆様と、私たちの取り組みを引き継いてくださる高齢施策担当部 高齢者支援課の皆様に心より感謝申し上げます。

2019年3月

ねりまコンビニ協働プロジェクト一同

★みずほ銀行 認知症サポーター養成講座でN-improが実施されました★

8月29日(木)に中村橋地域包括支援センターがみずほ銀行 練馬富士見台支店で開催した認知症サポーター養成講座でN-improが実施され、約25名の職員の方々がN-improを体験しました。ディスカッションの中では、皆さんの日々の業務とも重ねながら、高齢者の方への対応を考えてくださっていました。終了後、参加者の方から「楽しんで対応を考えられた」「いろんな意見が聞けて参考になった」といった感想をいただきました。今後、練馬区内のみずほ銀行のほかの支店でも認知症サポーター養成講座が計画されているそうですので、引き続きN-improを活用していただきたいと思います。

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★地域ケア会議でN-improが実施されました★

7月30日(火)に第3育秀苑地域包括支援センターが開催した地域ケア会議でN-improが実施され、約10名の民生委員の方々がN-improを体験しました。民生委員の皆さんが日々取り組まれている、住民の見守りや支援の中で出会う対応が難しい事例について、ディスカッションを深めることができました。

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★街かどケアカフェでN-improが実施されました★

7月20日(土)、大泉北地域包括支援センターが薬局アポック練馬大泉学園店で開催した出張型街かどケアカフェで、N-improが実施され、 地域住民、近隣薬局、取引先の卸業者、薬局職員の方々が参加されました。管理薬剤師の方が認知症の症状や治療に関する講座を実施し、その後、地域包括支援センターのN-improリーダーの方々のファシリテーションでN-improが行われました。

薬局でも、すでに薬を受け取りに来ているのにそれを忘れてまた来てしまう方、定期的に来ていた方が来なくなるなど、患者さんのことを心配になる状況が起こり、地域包括支援センターや近隣の医療機関に相談して対応しているそうです。地域住民の方からは、親が認知症になって介護が始まり大変になった時期にこのような対応の仕方について考える機会があれば良かったというお話をしていただき、様々な場を利用して、多くの方に考えてもらう機会を増やすことが大切だと感じました。練馬区では、コンビニ店舗のイートインスペースや駐車場を利用した出張型街かどケアカフェも進めていく方針です。

今後もこのような取り組みをより広く展開していただき、その中でN-improを活用していただきたいです。

※練馬区街かどケアカフェ事業 https://www.city.nerima.tokyo.jp/…/kenko/carecafe.html